製品プラスチックを回収
株式会社タカラトミー(以下、タカラトミー)は、製品プラスチックの回収・リサイクルを促進するリサイクル実証事業「BRING PLA-PLUSプロジェクト(ブリングプラプラプロジェクト)」に参画し、グループ会社の「キディランド 原宿店」の店頭で2017年2月5日~3月5日におもちゃや文具、生活雑貨などのプラスチック製品を回収する。
同プロジェクト」は日本環境設計株式会社が事務局を務め、プラスチック製品リサイクルの仕組みを構築するために消費者・販売店・メーカーが一体となる。6回目の今年は57企業・団体が参画する。
「容器包装リサイクル法」の対象外である生活用品などのプラスチック製品の多くが焼却・埋め立て処分される。同プロジェクトでは回収したプラスチック製品の性状に合わせたリサイクル方法を検討し、プラスチックの原料にも使う。2011年から昨年までに6351.3kgのプラスチック製品を回収した。
環境教育支援にも
タカラトミーは初年度から継続参加する唯一のおもちゃメーカーで、役目を終えたおもちゃが新しいおもちゃや服に生まれ変わる、資源循環型社会の実現を目指している。製品プラスチックの回収と再資源化に向けた製品づくりの検討に加え、新たなリサイクル技術の開発にも協力する。
同社は資源循環の啓発・環境教育にも取り組む。ユニフォームを製作し、小学校の出張授業や「エコプロ展」などのイベントで着用する。特別な分別が不要で将来リサイクルが可能なことを目指したユニフォームを通して「おもちゃをリサイクルして服になる」ことを伝えている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社タカラトミー ニュースリリース
http://www.takaratomy.co.jp/release/pdf/i170113.pdfBRING PLA-PLUSプロジェクト
http://plaplus-project.jp/