投資額73億円の大プロジェクト
米Googleは現地時間2011年12月20日、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と協力し、シャープの米国子会社リカレント・エナジーが米カリフォルニア州サクラメントで手がける太陽光発電事業に9400万ドル(約73億円)投資すると発表した。
サクラメント郡全域に送電してるサクラメント電力公社(SMUD)に電力を供給する太陽光発電設備を敷設するというもので、Googleの手がける発電施設は合計4つあり、そのうち3つは2012年初頭に、残りの1つも年内中に完成する予定だ。
4施設を合わせた発電能力で、米国の一般的な住宅約1万3000戸の電力を賄えるとしている。
再生可能エネルギーへの投資
Googleはこのほか、ドイツの太陽光発電施設に対する約500万ドルの投資計画や、米ブライトソース・エナジーの太陽熱発電プロジェクトに対する1億6800万ドルの投資、米オレゴン州の風力発電施設への約1億ドルの投資なども明らかにしており、今回のサクラメントのプロジェクトで同社の再生可能エネルギーへの投資額は合計9億1500万ドル(約709億円)になる。
Googleオフィシャルブログ
http://googleblog.blogspot.com/2011/12/ending-year-with-another-clean-energy.html