LED電球に代えて50ドル得をする
1日、アメリカで100ワットの白熱電球の販売が原則禁止された。2007年、ブッシュ前大統領時代に可決されたエネルギー自給安全保障法(Energy Independence and Security Act of 2007)により、従来のエネルギー消費効率の悪い白熱電球を禁止し、よりエネルギー消費効率の良い電球型蛍光灯やLED電球に代替していく。
2012年に続いて、2013年1月には75ワットの白熱電球、2014年1月には40ワットと60ワットの白熱電球の販売が順次禁止されていく。しかしながら、豆電球、工業用ランプ、イルミネーションライト、三方ランプは上記の法案から除外される。
アメリカエネルギー省によると、エネルギー自給安全保障法の執行により、2015年には家庭で使われる電力は年間約60億ドル(約4600億円)分節約することができるという。
そして、同省は15個の白熱電球を電球型蛍光灯やLED電球に代えると年間約50ドル(約3850円)節約になると個人消費者に奨励している。
編集部 殿塚
アメリカエネルギー省
New Lighting Standards Begin in 2012