環境配慮型商品の製造・販売・普及啓発等で
(財)日本環境協会エコマーク事務局は11日、2011年の「エコマークアワード」受賞者を発表した。これは2010年度からスタートした表彰制度で、今年が2回目。
この顕彰は、エコマーク商品をはじめとした環境配慮型商品の製造・販売・普及啓発等にて、この事業目的である「消費者の環境を意識した商品選択、企業の環境改善努力による、持続可能な社会の形成」に大きく寄与した企業・団体等の優れた取組みを表彰するものとなっている。
表彰は金・銀・奨励賞のほか、今年から新たに設けられた「プロダクト・オブ・ザ・イヤー」も同時に発表され、全エコマーク認定商品の中から特に環境性能や先進性、エコフレンドリーデザインなどに優れた商品が対象とされている。
金賞に日本生協連、銀賞に川島織物セルコンなど3者
この結果、金賞には日本生活協同組合連合会が選ばれた。1990年からエコマーク認定取得を積極的に行い、環境配慮商品の開発を消費者と一体となっての取り組みが、エコマーク認定商品の普及浸透に大きく貢献しているとして、きわめて高く評価された。
また銀賞には、(株)川島織物セルコン(インテリアからの環境配慮)、資源リサイクルセンター (株)松田商店(ペットボトルを日用品に~日常に溶け込むリサイクル商品の開発と普及)、東京海上日動火災保険(株)(エコマーク商品の普及に向けた取組み)の3者が選定されている。
そしてプロダクト・オブ・ザ・イヤーには、カシオ計算機(株)のプロジェクターが環境配慮設計などで、またサーモス(株)のステンレスボトルが環境配慮行動の促進などで評価・選定されている。
発表記事
http://www.ecomark.jp/award/award_2011.html(財)日本環境協会エコマーク事務局
http://www.ecomark.jp/index.html