最もエコなPGAトーナメント
アメリカ、アリゾナ州のスコッツデールで、ゴミ収集会社最大手のウェイスト・マネジメント社(以下WM社)主催のザ・ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(The Waste Management Phonenix Open)が、1月30日から2月5日まで開催される。
今年で3年目を迎えるゴルフトーナメントは、「ごみゼロへの挑戦」に取り組む。
会場内は様々な工夫でゴミ箱ゼロ!?
WM社は今回会場内にごみ箱を置かないことにした。その代わりに二つのリサイクルボックスが設置される。ひとつは紙やプラスチック類を入れるもので、もうひとつは食べ残しなどを堆肥にかえるためのものである。
トーナメント開催期間中は、およそ50万人の来場者を想定しており、500人のリサイクル大使が来場者に、二種類のリサイクルボックスの使い方などをアドバイスすることになっている。
またグリーンポリス(Greenpolis)という空き缶、空き瓶回収機が置かれ、使用すると割引クーポンがもらえる。
リサイクルの向上を目指して
WM社は2020年までに再生資源を3倍に増やす目標を立てている。
去年は会場内で62%のごみを再資源、再使用できたのに対し、今年は90%の達成を目指す。
WM社は「ごみゼロへの挑戦」は、大勢の来場者にリサイクルについて知ってもらう絶好の機会であり、最もエコなゴルフトーナメントになると話している。
ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン
http://wmphoenixopen.com/