【アメリカ】100%資源ゴミから生まれたiPhoneのケース

アメリカでは100％資源ゴミから作られたiPhone4、4S用のケース、リ・ケース（Re-Case）が販売されている。

リ・ケースはアメリカのアマゾンと、製造元のMINIWIZ社のオンラインストアで24.95ドル。（日本円で約1920円/$1＝77円で換算。）ケースの裏面には100％MADE FROM TRASH（100％ゴミから製造）の刻印がある。

MINIWIZ社は2006年に設立され、本社は台湾の台北市にある。資源ゴミや企業からの廃物などから、再生素材を製造している。

同社は使用済みのペットボトルやキャップなどのプラスチック類と、米栽培業者のバイオマスを合わせてポリバー（POLLIBER）というポリプロピレン系の素材へ再生する。再加工した米のもみ殻などが、再生したときに失われるポリプロピレンの強度を補うという。このポリバーがリ・ケースの素材になっている。
色は白、黒、グレー、紫、グリーン、キャメルの6色が揃う。デザインは日本の印籠からヒントを得た。ケース裏面のさざなみのようなデザインは、ストレスを軽減する作用もあるという。紙からできていると思わせるような薄型のケースだが、素材はしっかりしており、購買者からも好評だ。



MINIWIZ社
http://www.miniwiz.com/en/products/clothing/re-case
アマゾン
http://www.amazon.com/s?ie=UTF8&search-type=ss&index=mobile&field-keywords=MINIWIZ%20Sustainable%20Energy%20Development%20LTD