24時間、年中無休で稼働が可能
7日、スペイン南部の都市、アルメリアにチューリップ型のハイブリッド太陽熱発電所のオープニングセレモニーが行われた。
このチューリップ型のハイブリッド太陽熱発電機は、イスラエルの建築家Haim Dotan氏によってデザインされ、イスラエルとスペインに拠点を置く、AORAという会社が開発した。
このハイブリッド太陽熱発電所は、太陽が照っている間は、50枚の反射鏡を使い、1000度にもなる太陽光の熱をエネルギーとして集め、発電する。太陽の日差しのない曇り空の日や日没後は、ナチュラルガスやバイオガスなどを利用して発電することも可能だ。
アルメリアのハイブリッド太陽熱発電所では、作り過ぎてしまった熱を利用して、海水の脱塩処理を行い、1日3立方メートルの淡水を作り出す計画だ。
編集部 殿塚
inhabitat
AROA’s Second Solar Tulip Power Plant Springs Up in Spain
http://inhabitat.com