販売開始より契約者数は、うなぎのぼり
デンマークのVindstoedは、1月1日から風力発電により電力を通常の電力より安い料金で一般家庭に販売している。
Vindstoedは、風力発電機の所有者と契約を結び、その契約者の風力発電機から送電される電力を一般家庭に販売している会社だ。現在、風力発電機2,500基と契約しており、その発電量は、一般家庭10万軒分だという。
1月1日の販売より多くの反響があり、当初予定していた数の6倍の顧客を獲得した。安さの秘密は、少ない従業員の数とほとんどコンピューターによる作業で済むこと、そして、風力発電のみに特化した電力会社であることだ。通常の電気料金と比べると5%から10%ほど低く抑えられるという。
創業者のMorten Nissen Nielsen氏によると、自分たちが作ったのは、このシステムを動かす情報技術(IT)モデルだという。現在は、従業員3名から5名で会社を運営している。
編集部 殿塚
EU Observer
Energy democracy: New Danish wind firm rattles industry
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