アメリカに本社を持つ異色日系企業
オカバシは1984年に設立し、ジョージア州に自社工場を持つ、シューズやサンダルを製造している日系企業である。
工場による一貫した生産体制、環境に配慮した原材料やリサイクルプログラムのもと、履き心地を追求した製品は、多くの購入者から高い評価を受けている。オカバシは年々顧客を伸ばし、日本でもオンラインで販売され、愛用者を増やしている。
オカバシ独自のリサイクルプログラム
オカバシの全ての製品は、再生資源から作られ、100%リサイクルが可能である。
オカバシにはユニークなリサイクルプログラムがあり、購入者はオカバシの使い古したシューズやサンダルを郵送して、次回の購入時に使えるクーポンをもらえる。残念ながらクーポンは、現在のところ米国内の購入者向けだけだが、日本でもリサイクルの郵送は受け付けている。
回収された古いシューズやサンダルはいったん洗浄され、細かいチップに砕かれる。このチップがマイクロプラスト(Microplast)という再生プラスチックとなり、再び新しい製品に生まれ変わる。
ごみゼロをモットーに
オカバシはこのようなリサイクルプログラムを通して、昨年10万ポンド(約45トン)の古いシューズやサンダルなどのプラスチック廃材をリサイクルした。これは10台分もの大型トレイラーで運ぶほどのゴミを出さなかったことになるという。
またオカバシは製造過程においても、CO2削減や廃品材料の再利用など常に環境に配慮した姿勢を貫いている。
オカバシ(アメリカ)
http://www.okabashi.com/オカバシ(日本)
http://www.okabashi.jp/