グローバルに活躍する人に向けた<アストロン>
セイコーホールディングスは5日、世界初のソーラーGPSウオッチ<セイコー アストロン>を、9月下旬にセイコーウオッチから世界同時発売する予定と発表した。
同製品は、地球上のあらゆる場所で何時でも素早くユーザーの位置情報を特定、現在地時刻を取得するソーラーGPSウオッチで、地球をステージにグローバルに活躍する人に向けたものという。
独自開発のGPSモジュールが、4基以上のGPS衛星電波から緯度・経度・高度情報を特定してユーザーの現在地を測位、これをもとに地球全体を約100万個に分割したブロックの中から自動的に現在地ブロックを特定し、該当するタイムゾーンの現在時刻を表示する。
一度位置情報を特定した後は、GPS衛星からの時刻情報を定期的に自動受信して時刻を修正するもので、通常の電波時計と異なり、電波塔による標準電波が届かない地域でも高精度を維持することができる。
ブライトチタンとステンレススチールの2モデル
同製品には、小型・高精度・低消費電力なソーラーウオッチ向けに約1/5まで低パワー化したGPSモジュールを採用、また太陽光や蛍光灯などの光で駆動するため、定期的な電池交換は要らない。
なお、ケースとバンドに軽量素材ブライトチタンを採用しビジネスシーンに合うブライトチタンモデルと、スポーティなステンレススチールモデルがあり、前者が約20万円、後者が約15万円となっている。
発表記事
http://www.seiko.co.jp/news/pressrelease/detail.php?id=2012030118552001セイコーホールディングス(株)
http://www.seiko.co.jp/index.php