高速道路の照明を消灯および減灯
イギリス政府は節電やCO2排出削減のため、高速道路の道路照明を調整する計画を発表した。
これを受けてハイウェイ・エージェンシーは、時間帯によって消灯か減灯するなど、道路照明の使用を最小限にとどめるよう節電が行われる。
Image
安全を考慮しながら順次適用
イギリスでは、既に一部の80マイル以上(約128km)に延びる道路の照明を消灯している。ハイウェイ・エージェンシーは、2500マイル(約4000km)の主要道路にも適用できるか、方法を模索している。
関係者は道路照明を節電するのは、コスト削減にも環境保全にも興味深いことだが、一貫してそれが安全であることに徹したいとしている。
例えば道路が朝や夕方のラッシュアワーで混み合ってる時は、道路照明を明るくし、混雑がなくなったら、照明の明るさを落とすといった具合に調節することを考えている。
照明による光汚染も懸念
またイギリスでは、道路照明による光汚染(light pollution)も、節電によって防ぎたい意向だ。一般的に光汚染とは人工の光で星空が見えにくくなる現象のことで、都市部における問題として、よく議論になることも少なくない。
イギリスの道路は、節電と環境の両面で少しづつ動き出している。
イギリス ハイウェイ・エージェンシー
http://www.highways.gov.uk/news/pressrelease.aspx