建物の断熱性能や、リフォームによる断熱性能を分析
株式会社インテグラル(茨城県つくば市)は2012年3月2日、無線通信機能付省エネ健康環境モニタリングシステム 「スマートワトソン君」と、接続温湿度センサー「温エアー(おんえあー)」ならびに、電力量センサー「見ルワット(みるわっと)」を開発した。2012年4月発売予定。
住宅や学校・病院などの小規模施設にも簡単に導入できるモニタリングシステム。小型センサーで計測したデータを無線でPCに送信し、データの蓄積や表示を行うことで、断熱性能の把握から空調計画のアドバイスまで、さまざまな情報管理が可能。
学校や病院などで健康被害のある環境を予測
また、クラウドを利用すれば、スマートフォンなどで外部からのリアルタイム確認も可能なので、温室や食品庫、薬品庫など、温湿度管理が重要な空間のモニタリングにも最適。
建物の省エネ性能はもちろん、健康被害リスクの高い室内環境の予測にも。今後は、センサーの種類をさらに増やし、低価格で多目的に対応できる環境モニタリングツールを展開していく。価格は、温湿度センサーが1台12,000円(予定)。そのほか詳細はウェブサイトで。
スマートワトソン君“温エアー”“見ルワット”を開発 - 安価で無線通信機能付き、省エネ&健康な環境のモニタリング - 株式会社インテグラル
http://www.integral.co.jp/press/2012/03/02-633