国家資格ではありません
財団法人省エネルギーセンター(以下、省エネルギーセンター)が「エネルギー診断プロフェッショナル」を認定する制度案を発表した、なお本制度は2012年6月頃に第1回目の学科試験を行う予定。今後逐次関連情報が提供される。
認定制度についての要旨
現在、エネルギー環境問題や節電推進の必要性の高まりの中で、あらゆる分野で国内外を問わずいっそう効果的なエネルギー管理が求められるようになっている。
このような中、従来からの省エネ・節電に加え、「スマート・テクノロジー」を含む最新の技術・手法を活用した「総合的エネルギー管理」が重要になってきた。
このようなニーズの増大は、新しいビジネスの可能性を広げてくる。省エネルギーセンターでは、この「総合的エネルギー管理」がビジネス活動などを通じて推進されるよう その中核となる人材を発掘・育成する仕組み「エネルギー診断プロフェッショナル認定制度」を創設することとした。
診断プロの認定プロセス
「診断プロ」の認定取得には、学科試験及び診断報告書審査の両方に合格する必要がある。
学科試験:学科試験の対象分野はエネルギー管理士試験の技術知識とし、エネルギー管理士と同等以上の以下の能力レベルを確認。
Ⅰ.技術知識
Ⅱ.分析能力(課題抽出能力)
Ⅲ.提案能力(課題解決能力)
(省エネルギーセンター認定資格「エネルギー診断プロフェッショナル」より引用)
学科試験に合格すると、合格証を発行するので合格証期限(2年間)内に診断報告書を提出する。
診断報告書審査:実際のエネルギー診断実務に従事した診断報告書又は模擬的な事例に基づく診断報告書を提出、審査。
診断プロの認定と登録について:診断報告書審査合格者には、認定証を発行。また登録を希望する方には登録証を発行し、資格取得者名簿を省エネルギーセンターホームページで公表する。
財団法人省エネルギーセンター
http://www.eccj.or.jp/index.html省エネルギーセンター認定資格「エネルギー診断プロフェッショナル」
http://www.eccj.or.jp/pdf/shindan-pro.pdf