節電エコ補助金に注目!
2011年度第3次補正予算の執行がいよいよ本格化してきた。それに伴い、省エネ関連の補助金も多数公募がスタートしている。東日本大震災の影響もあり、特に電力需給関連を中心に、注目の予算計上がみられるようだ。
節電、省エネ、また創エネにつながるような、一般家庭及び中小企業等における、太陽光発電システムや定置用リチウムイオン畜電池、エネルギー管理システム、高効率ガス空調の導入などには、補助金が交付される。賢くチェックして、導入を検討してみよう。
(経済産業省資料より参考画像)
個別具体的にチェック!
内容を公募スタート順にいくつか紹介する。
まず「高効率ガス空調設備導入促進事業費補助金」として49.4億円が予算にあがっており、電気空調設備を、高効率ガス空調設備へ変更、更新する場合、その経費の一部が補助される。天然ガスを主原料とするものについては、都市ガス振興センターが12月1日から、石油ガスを主原料とするものについては日本LPガス団体協議会が12月14日から公募を開始する。
審査は受付順にお行い、決定されていくので、利用する場合は早めに手続きを行うとよいだろう。
「建築物節電改修支援事業費補助金」も150億円の予算が計上されている。この機会に空調や照明、冷蔵・冷凍保存などの設備をより節電効果の高いものに変更してみてはどうだろうか。
「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金」としても300億円があがっており、一般住宅のHEMS(エネルギー管理システム)導入のほか、中小ビルがBEMS(ビルエネルギー管理システム)を導入する際にも、その費用の一部が補助されるそうだ。いずれも環境共創イニシアチブ(SII)による公募が行われる。
「建築物~」の補助金は1月30日から2月29日までを公募期間とし、HEMSは事業開始から平成26年3月31日までが補助期間となっている。BEMSでは、補助金の申請、交付、報告などがBEMSアグリゲータを通じて行われる。募集はまず1月25日~2月24日の期間に行うそうだ。
今後、定置用リチウムイオン蓄電池などに対する補助金の公募も続くと見込まれる。有効に活用し、積極的な導入をすすめたい。
経済産業省 エネルギー対策の推進 資料
http://www.meti.go.jp/main/yosan2011/20111025-8.pdf#search='第3次補正予算 補助金 省エネ'経済産業省 資源エネルギー庁
http://www.enecho.meti.go.jp/policy/index.htm