荒地などに太陽光発電パネルを設置、土地を有効利用
伊藤組土建株式会社(札幌市中央区)は2012年3月19日、荒地にも対応可能な太陽光発電パネルの設置工法を用い、トヨタ自動車北海道(北海道苫小牧市)と共同で新しい架台の開発を行うと発表した。
太陽光発電パネルの間隔をあけて斜めに設置することで、地盤の傾斜や基礎の不同沈下、凍上による上下動など、荒地での設置も可能となる画期的な設置工法。
低コストの架台を開発し、システム全体を低コスト化
また、手軽な基礎工法により、泥炭地や砂地などの軟弱地盤でも重機を使用せず設置できるので、基礎や架台などを含めたシステムごと別の場所に簡単に移設できるものとなる。
2012年3月中には、トヨタ自動車北海道工場敷地内(苫小牧市)で小規模な実証施設を設置。荒れ地をはじめ、遊休農地や廃棄物処分場の埋立地などの有効利用を図る方法としても期待できるものとなる。
伊藤組土建株式会社 - 人と地球にやさしいものづくりに荒地にも対応可能な太陽光発電パネル設置工法を開発
http://www.itogumi.co.jp/ecology/industry.html