複雑? 煩雑? それとも丁寧?
フランスのブログ
「MAXINE‐VOYANCE」に、8月14日付で「まるでパズルのよう、日本のごみ分別」というような見出しの記事が掲載されている。
同記事は、日本では市町村から各家庭によく配布される、ごみの分別収集表を掲載しながら、この国のごみの仕分けについて伝えている。フランスでは、ごみの分類はもっと大まかなもの。そのため、日本の手法は複雑で、あたかもパズルのような手作業に見えているようだ。
フランスでは、ビン・カン・紙類などを、リサイクル用のごみ箱に捨てるよう勧めているが、それさえ手間と感じる人もいる。同ブログでは「それでも日本の細かさと比べたら、フランスの分別法はまだシンプル」としている。
また、日本でのごみの削減を目的とするリサイクルへの意識の高さ、分別の丁寧さなども紹介している。
住んでいる人にも分からない!
紙製の箱は折りたたむ、新聞も折りたたんでまとめる、ビン類は中を軽くすすぐといった分別方法や、分別されていないごみは回収車が集めない。日本人にとっては「慣習」に近いケースも、驚きをもって取り上げられている。
同ブログでは、こうした細かく厳しいごみ分別の結果、日本の街はクリーンであると、一定の評価を下している。
しかし、実際に日本で暮らしているフランス人が、自分の居住地区で、いつ、どれを出したらよいのか分からなくなるといった事例も紹介されている。じつは、日本人でさえ把握していない人も多い。日本でのごみの出し方は、やはり難易度が高すぎるようだ。
Le tri des déchets au Japon : Un casse-tête chinois!|MAXINE‐VOYANCE
http://maxinevoyance.com/2012/08/14/le-tri-des-dechets-au-japon-un-casse-tete-chinois/【仏国ブログ】日本のごみ分別、「あまりに細かい手順で大変」|サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/