立地以外だと半数近くの消費者が「省エネ住宅」と回答
家を建てる、またはリフォームする際に立地の他に優先させたいことは何か?8月22日付海外サイト「RTL.be」では建築家と消費者に向け行われたアンケートの結果をレポートしている。
雑誌「Roularta」が427人の建築家と7.645人の読者を対象にアンケートを実施したところ、半数近くが、家を建てたりリフォームする際には耐久性、エネルギー効率などいわゆる「省エネ」が重要な項目であると回答した。
※画像はイメージです30年前のマイホーム像
この雑誌の編集者であるエリックさんは、30年前のマイホーム像と今回のアンケートとの間のギャップに大変驚いている。30年前といえば、「暖炉がある広々とした部屋、豪華なバスルームと庭にはプール」というのが理想であったという。
エネルギー効率が大きな関心事
アンケートに回答した建築家によると、55%ものクライアントは物件のエネルギー効率について情報を求めてくるという。多くの人は最新のシステムを導入して光熱費の支出を抑えたいと望んでいるが、環境保護の理由から省エネ設備を希望する人もいるという。
家を建てる際の最優先事項はやはり立地と価格であるようで、省エネが最重要だと考える人はまだまだ少ない。しかし「省エネ住宅」という項目が消費者に重要視されるようになってきたことは事実のようである。
RTL.be
http://www.rtl.be/