再生可能エネルギーを有効活用、自然環境に配慮
東京発電株式会社(東京都港区)は2012年8月29日、昭和59年に廃止した須雲川(すくもがわ)発電所(神奈川県箱根町)の再開発計画を決定した。
須雲川発電所は、神奈川県箱根町の旅館が昭和29年に運転開始した自家用発電所。設備の老朽化などから昭和59年に廃止された後箱根町に設備譲渡され、一部の設備は利用されていた。
発電電力量は一般家庭約250軒分の年間使用電力量
今回、水路や水圧鉄管など、未利用のままとなっていた既設設備を最大限活用。関係者との協議の末、10月より工事に着手、2013年4月の運転開始を目指す。
これまでも廃止発電所やマイクロ水力発電所の開発に取り組んできた同社。固定価格買取制度施行など、ますます小水力発電への期待が高まるなか、今後も積極的に水力発電所の開発を推進していく。
8/29 小水力発電「須雲川発電所」の再開発計画のお知らせ(PDF)
http://www.tgn.or.jp/teg/20120829sukumogawa.pdf