計画停電への対策にうってつけ
東芝グループは、定置式家庭用蓄電システム
「エネグーン」を開発したことを、9月10日付で発表した。
スマートホーム事業に力を入れている同社が、二次電池技術、機器制御技術などを駆使して開発した「エネグーン」。夜間に貯めた電力を長時間使用できる。3.0kVAの高出力は、定置式家庭用蓄電システムとしては業界トップクラスだ。
搭載している東芝製リチウムイオン電池SCiBは、約2時間でフル充電が完了する。貯めた電気は、家全体に供給することが可能。停電時には、冷蔵庫や照明などを約半日は使える。計画停電の際は、心強い味方となりそうだ。
遠隔監視もできる!
外出先から遠隔監視することもできる。「ECHONET Lite(エコーネットライト)」対応機種では、東芝ホームのITシステム「フェミニティ」と接続可。同技術により、スマートフォンで、蓄電システムの充電量、運転状態などを確かめられるのだ。
同製品の販売目標は、1年間で12000台。東芝ライテック株式会社から、11月からの販売開始を予定している。
同社グループは、今後もスマートホーム関連の技術開発や製品化に、意欲的に取り組む姿勢を見せている。
定置式家庭用蓄電システム「エネグーン」の発売について|東芝
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_09/