2012年9月22日の一般拝観から点灯される
2012年9月22日より、岩手県平泉の中心的構成資産である中尊寺金色堂の照明がLED(発光ダイオード)に一新された。
これは震災復興支援活動の一環として、LED照明設備と太陽光発電システムを東芝グループが寄贈したものである。中尊寺金色堂においてLED照明を導入するのは、今回が初めて。
売店の屋根スペースに太陽光発電システムを寄贈
LED照明設備は、文化財の劣化につながる熱を抑制し、より自然光に近く環境にも優しい光。今回の照明設備の改修にあたり、現地調査や聞き取り、照明デザインなど、照明技術を結集して取り組んできた。
省電力化はもちろん、仏像や装飾の芸術性を損なわない色の美しさなどを検証し、空間にあった自然光に迫る演色性を実現。また、金色堂の照明電力相当の5kW規模の太陽光発電システムを讃衡蔵売店に設置。自然と共生する平泉の理念に沿うものとなる。
金色堂の照明がLEDになりました | 関山 中尊寺
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