夏より冬の方が省エネ努力に成果が!
夏の消費電力のピークは、日中の外出先(学校・会社など)。反対に冬のピークは朝夕の気温の低い家庭での時間。夏とは異なり家庭での節約が重要だとSankeiBizが報じている。
写真と記事とは関係ありません。
冬のエアコンの使い方
冬期の服装はウールやニットが多くなり、どうしても埃がエアコンに溜まりがち。2週間に1回は掃除機でフィルター掃除をする。
使い始めは風量を自動にし一気に暖めると設定温度になるまでの時間が短縮でき省エネになる。
温度は20度に設定し、少し寒いようであれば他の工夫で暖かさを確保。たとえば扇風機などで上昇してしまう暖気を室内に循環させる。扇風機は台などの上に乗せ、風が天井の中央に届くと効率が良い。
室内に洗濯物などを干し、湿度を40~60%にすると暖かく感じる。乾燥に弱い喉にも良く風邪もひきにくくなる。
着る服を1枚増やしたり、空気の入れ替わりの多くが開口部からなので断熱シートを貼ったり、カーテンを厚手にするのもお勧め。
給湯の工夫
「エネルギー白書」によると家庭でのエネルギー消費は暖房や冷房を抜いて給湯がトップだという。入浴の場合、浴槽に溜めた水を沸かすより、給湯器から湯を溜める方がエネルギー面でも効率的。
湯が冷めないうちに家族は時間をおかずに入浴。シャワーは流しっぱなしにしない。家庭での省エネは家族全員の意識が高いこと。光熱費の明細を家族で確認するなど『見える化』が必要。
暖房器具の特長
エアコン・・少ないエネルギーで部屋を効率よく暖房。
電気ストーブ、ハロゲンヒーター・・即暖まり、部分暖房に向くが消費電力は大きい。
オイルヒーター・・風邪を出さず優しい暖房だが消費電力が大きい。
SankeiBiz
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