あなたのiPhone4のゆくえは?
先日、発売されたiPhone5。一部の機能に不備も指摘されているが、3日間で500万台を売り上げるなど、アップル人気は健在だ。
ところで、エコロジストにとっては気になるのは、旧バージョンのiPhoneのゆくえだ。発売当初、大枚をはたいて買った旧iPhoneも、iPhone5を購入したら、たんすの奥で休眠ということが多いだろう。
しかし、スマートフォンはどれも希少な金属を使用している。これらのマテリアルは埋蔵量が少ない、または採掘するには大規模な自然破壊が伴うといった理由から、リサイクルの必要性が高まっている。
レアメタルリサイクルは成長産業
Waste management worldによると、アメリカに拠点を置くグリーンテクノロジーリソースは、使用ずみの電子機器に含まれる金属を利用するためのビジネスに乗り出している。
先月はじめ、同社はiPhone5の発売に先駆け、アメリカをベースに電子機器のリサイクルに取り組むグローバルセルバイヤーとの契約にサイン。リチウム、金、ネオジウム、レアアースなどの希少なマテリアルのリサイクルに取り組む予定だ。
今後、スマートフォンの買い替えが進むことで、世界の電子機器のリサイクル市場は、2017年には18億6000万ドルにまで成長するだろうと、アナリストは推定している。
グリーンテクノロジーリソースは今後、ラテンアメリカ地域でも電子機器のリサイクルについて、ビジネスを展開していく予定だ。
Green Technology Resources
http://www.gtsoresources.com/waste-management-world.com
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