ゴミ箱にも和の美しさを
株式会社山岸竹材店(本社:高知県須崎市)は、9月27日付で、虎模様が浮き出す奇妙な竹を使った、高級ゴミ箱の販売を発表した。
ガスバーナーであぶった後に、竹が持っている油分で拭くと、表面に虎模様が浮き出す。
虎斑竹(とらふだけ)は、高知県須崎市安和の「虎竹の里」で育つふしぎな竹だ。
その竹を用いて、明治27年創業の竹材専業メーカーが、
「虎竹ゴミ箱」を製作した。
竹ならではのしなやかさ、手触りの優しさが特徴の、優雅なゴミ箱。竹職人の手による丁寧な菊底編みで、目に触れることの少ない底辺までこだわった。同社では、「生活の中にゆとりやうるおいを」との思いから、同品を作ったという。
サイズは、大と小から選ぶことができる。大は高さが60センチもあり、虎模様の迫力が楽しめる。小は、その半分の高さ30センチ。
海外では「ミラクルバンブー」!
虎斑竹について、同社のウェブサイトには、イギリスのBBCからも取材があったことや、海外でのあだ名「ミラクルバンブー」、同地以外での生育は難しく、美しい虎模様が表れないなどといったエピソードが記載されている。
同社はこのほかにも、竹をボディーに使った空気清浄機、竹製の大根おろし、竹茶碗、竹皮下駄、虎竹のスツールなど、独創性の高い竹製品を数多く扱っている。
虎竹ゴミ箱(大)
http://www.taketora.co.jp/zakka/in00052.html虎竹ゴミ箱(小)
http://www.taketora.co.jp/zakka/in00050.html