太陽光発電.システムリフォーム用をフジプレアムと共同開発【ミサワホーム】

ミサワホーム株式会社(以下、ミサワホーム)は、オリジナル太陽光発電(PV)システムを既築住宅用に4月10日から全国(多雪地域を除く)で販売開始した。

これは、フジプレアム株式会社(以下、フジプレアム)製の超軽量太陽電池モジュールを採用して同社と共同開発したもの。据置き型太陽電池モジュールとしては世界最軽量(据置き型結晶系の太陽電池モジュール[スーパーストレートタイプ]において[フジプレアム調べ])となった。

(画像はミサワホーム/ニュースリリースより)

採用したフジプレアムの太陽電池モジュールは、従来品がガラス(厚み3.2mm)とバックシート構造であるのに対して、厚みが0.8mmの化学強化ガラスを採用し、モジュール重量の大半を占めているガラス重量を約1/2に抑えられたことで軽量化を実現した。

フジプレアムのコア技術である精密貼合技術により、強度/軽さの両立に成功して、第三者機関IEC(International Electrotechnical Commission：国際電気標準会議)の品質基準に基づく荷重試験/衝撃試験をクリアし、「TÜV 認証」を取得している。
昨今の環境意識の高まりからリフォーム分野も新築と同様に省エネ設備の導入や断熱性能の向上といったエコ関連工事が増加傾向にある。

中でも注目されるのが発電の際にCO2を排出せず地球環境にやさしいPVシステムは、既存住宅への設置の際、PVシステムの重量増に対して構造体の補強が必要となる場合が多い。

このことが普及を妨げる一因になっていることから今回開発したPVシステムは、同じサイズでも重量を約1/2(フジプレアムの単結晶太陽電池モジュール従来品[フレーム含む]に比べて)に軽量化できたため、屋根材の種類に関わらずこの問題を解決することが可能。



ミサワホームグループ/ニュースリリース2012
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/2012_04_04/index.html

ミサワホームグループ/ニュースリリース2012詳細PDF
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/pdf2012/release120404.pdf