CO2排出の少ない低炭素建築物の普及を目指す
東京都環境局は2012年4月26日、低炭素建築物の普及拡大を図るため「低炭素ビルへの環境投資等に関する検討会」を開催、検討結果を発表した。
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多くのテナント事業者は低炭素建築物に関心を持っており、その意向は省エネ投資を行うビルオーナーに大きく影響するなか、CO2排出を抑える低炭素建築物を普及させるためには、不動産市場でその環境価値が評価なければならない。
省エネビル普及のため、環境価値や基準を明らかにする
しかし、現状ではCO2排出に関する情報や評価基準が十分ではなく、低炭素建築物への投資や入居先選定を積極的に行えない状況にある。
今回の検討結果を踏まえ、ビルへの省エネ投資が経済の活性化をもたらす「環境と経済の好循環」を目指すため、今後は低炭素建築物に関するベンチマークや、評価指標活用のためのマニュアルを作成していく。
「低炭素ビルへの環境投資等に関する検討会」まとめ|東京都
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2012/04/40m4q100.htm