自動車積み上げには事故防止のため明るさが必要
日本郵船(東京都千代田区)は2012年4月、自動車専用船「PYXIS LEADER」に、株式会社オプトロム製の次世代省エネ蛍光灯「E・COOL」50本を試験的に導入した。
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液晶モニターなどに使われる冷陰極蛍光ランプを利用することで、低消費電力&長寿命、ちらつきの少ない高輝度の光を実現する「E・COOL」を、航海中の約1ケ月間実際に使用して検証。今夏の入渠(にゅうきょ)時に、全照明を交換する予定。
順次、他の自動車専用船への展開を進めていく予定
既存の蛍光灯に比べ約40%の省電力が見込まれるため、全ての照明を交換することで航海中のCO2排出量が最大1%程度削減される見込み。また、取り替え作業の軽減や不意の蛍光灯切れによるトラブル減少などの効果が期待できる。
一方、仙台市に本社を置くオプトロムは、今回の「E・COOL」の売上代金の一部を復興支援金として、仙台市で活動する NPO団体に寄付する予定。今後も環境に取り組み地球環境と持続可能な社会に貢献すると同時に、被災地の復興に役立てるよう取り組んでいく。
自動車専用船に次世代省エネ蛍光灯「E・COOL」を導入―売上金の一部は東日本大震災復興支援へ―|日本郵船
http://www.nyk.com/release/1960/NE_120507.html