山梨県が節電エコ住宅をバックアップ
山梨県は5月7日、次世代エネルギーシステムを導入する個人に対し、実証データの取得を条件として、予算の範囲内で補助金を交付すると発表した。
この「やまなし節電エコ住宅促進モデル事業費補助金」は、日照時間が長い地域特性を生かした太陽光発電による住宅の省エネ化とCO2排出削減を進めるとともに、使用電力の抑制と電気使用量の削減に効果のある戸建て住宅の普及を促進するためとし、電力需要のピークカットおよび停電時のバックアップ対策に効果のあるシステムの導入をも促進することを目的とする。
募集件数に制限アリ! 応募要件も要チェック!
募集開始は平成24年5月9日、募集件数は先着20件。補助の対象は、
1.住宅用太陽光発電設備、2.定置用リチウムイオン蓄電池または家庭用燃料電池、3.家庭用エネルギー管理システム(HEMS)の3つにより構成されるシステムを自宅に新たに導入する、山梨県内に住民登録をしている個人。そのほかにも、補助対象システムを設置した住宅を生活の本拠とする、県税に滞納がない、日常生活において節電に取り組み3年間電力消費量等の実証データを腱に提供する、などの全ての要件を満たさなければならない。
補助金額は補助対象設備の購入・設置費用からほかの補助金額を引いた額の3分の1であり、上限は50万円。
山梨県「募集」
http://www.pref.yamanashi.jp/shinchaku/kankyo-sozo/2405/setsudenjutaku.html