目からも涼しい緑のカーテン
都市におけるヒートアイランド現象は近年夏のオフィス街では問題となっている。また昨年の東日本大震災に伴う電力供給不足から「緑のカーテン」は、気温の低減効果やの緩和等について有効であると着目されている。
(画像はイメージです)
国土交通省は「緑のカーテン」の取組を推進しており、地方公共団体の取組について初の全国調査を実施している。この調査の結果、全国の約8割の都道府県内において「緑のカーテン」への取組みが実施されていることや、政令市の約9割が取組んでいることが明らかになり「緑のカーテン」の取組みが全国的に広がっている状況が確認された。
調査結果の概要
全国の地方公共団体へのアンケート調査により集計。
○平成23年度において、「緑のカーテン」へ取組む地方公共団体の数は231団体。
○取組内容としては、公共施設への設置が最も多く(184団体)、続いて資材支援(131団体)、パンフレット・ホームページの開設(116団体)、講習会等の開催(80団体)、コンテストの開催(82団体)等が実施されている(複数回答あり)。
○調査結果を分析すると、全国の約8割の都道府県内において「緑のカーテン」への取組みが実施されていること、政令市の約9割が取組んでいることが明らかとなった。
(国土交通省都市局プレスリリース/今からできる、誰でもできる!「緑のカーテン」で夏を乗り切ろう!!~全国における「緑のカーテン」の取組み状況について~より引用)
(画像は国土交通省都市局プレスリリースより)
昨年8月には浜松市で
第5回全国緑のカーテンフォーラムin浜松
「緑のカーテンを愉しもう!」~楽しい!涼しい!緑のカーテンから広がる環境市民の暮らし~が開催された。主催は浜松市とNPO法人:緑のカーテン応援団。
さまざまな植物による緑のカーテンの見本展示、現地見学ツアー、フォーラム開催、パネル展示などを実施され、延べ1,800人以上が参加した。
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000104.html国土交通省都市局プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/000210613.pdf