「イオンネットスーパー」配送車に日産の電気自動車を実験導入
イオン株式会社(千葉県千葉市)とイオンリテール株式会社(千葉県千葉市)は5月15日より約1ヶ月間、イオン浦和美園店における「イオンネットスーパー」の配送車両として、日産自動車株式会社(神奈川県横浜市)の電気自動車「e-NV200(テストカー)」を実験導入すると発表した。
イオン浦和美園店のある埼玉県さいたま市は、総合特別区域法に基づく「次世代自動車・スマートエネルギー特区」であり、電気自動車(EV)や蓄電池を活用して効率的に使用するスマートホームの開発対象地区にあたる。イオンは継続的なエコライフを目指すこの考え方に賛同し、地域の交流地点としてイオン浦和美園店で実証実験を行うことにした。
イオンと日産の思いが一致
日産はEVの普及による持続可能な移動環境の実現を推進しており、イオンが目指す消費者の豊かな暮らしと地域環境保全の両立という思いと一致し、両社協働による実証運行が実現した。イオンは、ネットスーパーの環境でのモニタリングテストを行うことで、小売業の立場からEVの実用化に向けた車両の性能向上に寄与していきたいとしている。
イオン「ニュースリリース」
http://www.aeon.info/news/2012_1/pdf/120515R_1.pdf