新プロジェクト:ソーラーパワー・アウトドアー・キッチン
アメリカ、サウスイースト・ヒューストン-マーティン・ルーサー・キング大通りとグリッグス通りに位置するパルム・センター公園内に、アウト・ドア・キッチンが設置される予定である。
このプロジェクトは、ヒューストン大学の建築学部の生徒たちがグラフィック・コミュニケーション学部の生徒たちと協力して、ソーラパワー機器が使用できるアウトドア・キッチンを作ろうとしたことから始まった。
従来キッチンとは、自動皿洗い機や冷蔵庫、電子レンジ、ミキサーなどの電子機器であふれかえっており、家の中でもかなりのエネルギーを消費している場所である。
この集結したチームは、従来型の電力依存を減らすために、ソーラーパワーのアウトドア・キッチンの構想を思いついた。
2011年に、ヒューストン大学サウス・イースト・ヒューストン・イニシアチブ(このプロジェクトの組織名)は、全米人文科学基金から、公衆芸術と人々の快適さ追求のための基金として10万US(約800万円)ドルの助成金を受けとった。
その助成金は、ソーラーパワー・アウトドア・キッチンの設置に必要な資金として使われている。
アウトドア―・キッチンの構想
アウトドア・キッチンの構想は、800wの太陽電池が4つほど、その屋根の上に設置されているもので、プレハブ・スティール構造となっている。
天井には、備え付けの扇風機がついており、他の電気機器も設置される予定だ。
地下貯水タンクには、雨水がたまるような設計になっており、その水は植物や広場への水まき用に使用される。
料理のデモンストレーションやガーデン散策を行うことができるようになり、地域住民の交流の場になるとしても期待されている。
UH Students Collaborating to Create Solar-Powered Outdoor Kitchen : UNIVERCITY of HUSTON
http://www.uh.edu/news-events/stories/2012/may/0515PalmCenter.phpPalm Center park to receive outdoor solar powered kitchen : EcoFriend
http://www.ecofriend.com/architecture/