CO2排出削減に、地域から貢献
グリーンプラス株式会社(東京都千代田区)は、5月17日、同社が発行する秋田県東成瀬村産環境省オフセット・クレジット(J-VERクレジット)の第1号について、同村建設業協会の加盟事業者8社、関連企業1社の共同で、合計113トンの購入が決定したことを発表した。
グリーンプラス株式会社は、低炭素化社会の実現に向けて、各種取り組みを行っている。
同クレジットは、2011年11月、「秋田県雄物川源流域東成瀬村仙人郷の森CO2吸収事業~ホタルの楽園とおいしい湧水を守る地域振興間伐促進プロジェクト~」として、環境省より認証。同村の適正な山林整備、地域環境の保全とあわせて、地球温暖化防止への貢献を狙いとするもの。
秋田県南地区に位置する東成瀬村は、総面積の約9割が山林原野であり、緑豊かな環境であると同時に、同県の重要な水源にもなっている。
村内の企業が、自身の企業活動に応じて発生してしまうCO2を同クレジットでオフセットすることは、地域の山林を守り、また地球環境にも貢献できる「地産地消」の新たな取り組みとなります。
同社と東成瀬村、雄勝広域森林組合は、このオフセットクレジット制度を有効に活用し、今後も同エリアの森林整備、環境保全とあわせて、CO2の吸収および削減に貢献していく考え。
年賀状購入で、CO2削減に寄与できる
5月18日、同社発行の環境省オフセット・クレジットは、年賀寄付金配分事業のカーボンオフセット排出権プログラムに採択されたことが発表された。
年賀寄付金配分事業は、寄付金付き年賀状の購入者から寄せられた1枚につき5円の寄付金と、その額の1/2(ただし上限3000万円)を郵便事業株式会社から寄付をして、この寄付金額の全てが排出権の取得・消却のために活用されます。
カーボンオフセット年賀葉書は、その購入を通して、一般の人にも気軽に、CO2排出削減および地球温暖化防止に協力してもらうことができる。
東成瀬村 官民が一体となって森林整備を通じた温暖化ストップ ~地球温暖化防止も地産地消へ~|ValuePress!
http://www.value-press.com/pressrelease/96473平成24年度年賀寄付金配分採択の4団体が グリーンプラスの排出権を活用|ValuePress!
http://www.value-press.com/pressrelease/96528