シーメンス社に、南米チリから風力発電機の発注
ドイツ・ミュンヘンに本社を置くシーメンス社(Siemens AG)が、南米チリから風力発電機のタービン50基の受注を受けたことを、今月21日月曜日、ハンブルグにて発表した。
シーメンス社が今回受注したのは、この風力発電機の納品、設置と操業開始までの初期調整、それに操業開始後5年間のメンテナンスである。
チリ最大規模の風発電施設
今回発注された風力発電機は、1基が2-3メガワットの発電量があり、全50基を設置すると、合わせて115メガワットの電力供給が可能となる。完成すればチリで最大規模の風力発電施設となり、およそ20万戸に電力を供給することになる。
これは、2014年に操業開始が予定されているエル・アライアン(El Arrayan)ウインドパークプロジェクトである。建設予定地はチリの首都であるサンティアゴ・デ・チレ(Santiago de Chile)から北へ400kmほどの場所に位置している。
南米チリと言うと、2010年に起きた鉱山の落盤事故が記憶に新しいが、再生可能なエネルギー、風力発電施設の建設が各地で進められている。昨年だけでも、カナダ系鉱山会社によるプンタコロラダ風力発電所の初期操業開始、北部のリマリに100メガワット規模の風力発電所の建設開始などが伝えられている。
Finanzen.ch
http://www.finanzen.ch/nachrichten/aktien/Siemens-erhaelt-Windkraft-Auftrag-aus-Chile-ueber-115-Megawatt-132107http://www.finanzen.ch/nachrichten/aktien/Siemens-erhaelt-erstmals-Windauftrag-aus-Chile-132074EMeye
http://www.emeye.jp/disp/CHL/2011/1125/stockname_1125_004/0/ecool.jp
http://www.ecool.jp/foreign/2011/09/vestas11-cl1371.html