家庭のエアコン使用を抑える外出促進キャンペーン
大阪府の松井知事は28日、臨時の記者会見を開き、各家庭での節電を呼び掛けるとともに、エアコンの使用を抑えるため外出を促すキャンペーンを展開すると発表した。 今夏の電力需給ギャップから、15%の節電目標を達成するため。
家庭は電力需要の4分の1を消費しており、その内の半分がエアコンによるものとし、電力の需要ピーク時に家庭の電力消費を減らすため、「クールスポット」と名付けた百貨店や映画館などの公共施設での割引料金設定を行うなど、家族全員で外出してもらうキャンペーンを実施するという。
例えば、堺市の大型児童館「ビッグバン」での「クールパスポート」の発行や府営プールでの回数券販売などで利用料金を割り引くほか、スーパーのイオンは電力消費がピークとなる時間帯に割引セールを行うなどとしている。
今後さらに、府内の各市町村が運営する施設でも同様の取り組みを進めるほか、民間企業にも協力を求めていくとのこと。
松井大阪府知事 臨時記者会見(5月28日=youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=C52e-3GFArQ&feature=youtu.be大阪府
http://www.pref.osaka.jp/