ホワイトハウスに作られたファーストレディの菜園
アメリカ合衆国大統領夫人、ミシェル・オバマ夫人が、初の著書となるホワイトハウスの菜園に関する本を出版した。オバマ夫人は、常日頃から政治からは距離を置き、良妻賢母のイメージ作りに徹している。
オバマ夫人は、ホワイトハウスにゲストがあると必ず、彼女のご自慢のエコ菜園を案内する。また、ホワイトハウスの見学に訪れる人々は、金属製の柵のに沿って並んで待っている間、L字型に作られたファーストレディの菜園を遠くから眺めることができるという。
今回、オバマ夫人が出版したのは、このエコ菜園に関する本「American Grown: The Story of the White House Kitchen Garden and Gardens Across America 」。
オバマ大統領一家の日常生活のエピソードも
この本の中で夫人は、菜園の作物や健康的なレシピなどを紹介するとともに、彼女の夫が嫌いだから菜園では赤ビートを作っていないこと、子どもたちは菜園から食卓に届けられるものは必ず食べなくてはならないことなど、大統領一家の日常生活のエピソードもユーモアたっぷりに語っている。
以前からオバマ夫人は、アメリカで肥満や糖尿病にかかる子どもたちが増え続けていることに頭を悩ませていた。そこで彼女は、ホワイトハウスに引っ越すことが決定する前から、この菜園を作ることを考えていたという。ファーストレディがエコ菜園を作ることで、子どもの健康についての考える機会が作れるのではないかと考えたためだ。
Wort
http://www.wort.lu/de/view/hitverdaechtig-michelle-obamas-oeko-garten-im-weissen-haus-4fc5dab6e4b0d7f69fb1bb3a