6月1日から「うちエコ診断」受診家庭を募集開始
環境省は5月31日、今年度の「家庭エコ診断」事業での民間試行事業者を決めるとともに、6月1日から受診家庭の募集を始めると発表した。
これは、同省の進めている「クールサマー2012」プロジェクトの一環で、家庭でのエネルギー利用状況等を診断し、きめ細やかなアドバイスを行う中立で信頼のある「環境コンシェルジュ制度」の創設を予定、昨年度から試行開始し既に8千件の診断を行っている。
そして今年度は、試行診断を行う民間事業者を増やすとともに、各企業での診断員を養成し診断サービスを提供していくこととしている。 この採択事業者は、顧客との関わりで3タイプがあり、TOTO、LIXIL、日本興亜損保、セコム、ミサワホームなど10事業者となっている。
また、家庭に効果的な省エネ・節電をしてもらうため、1日から「うちエコ診断」受診家庭の募集(募集チラシ参照)を行うほか、2・3日のエコライフフェアにても、来場者を対象としての「うちエコ診断」※を行うとしている。
※「うちエコ診断」とは
環境省が用意する専用ソフトを用い、受診家庭の年間エネルギー使用量や光熱費などの情報をもとに、住まいの気候や家庭のライフスタイルに合わせ無理なくできる省CO2・省エネ対策を提案する診断。
「うちエコ診断」募集チラシ
http://www.env.go.jp/press/ 環境省発表記事
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15298