ボーナスの使い道では節電関連の商品が上位に
電通総研は12日、今夏のボーナスの使い道に関するアンケート調査の結果を発表した。消費マインド動向を定点観測する四半期毎の『消費気分調査』レポートに、「夏のボーナスの支給予定金額と使い道」、「夏の節電意識」なども加えた。
これによると、消費気分指数は北海道を除く全地域で上昇し、今後の暮らし向きが良くなるとする生活者が微増しているという。
「夏のボーナス支給予定金額」は、世帯平均で59.6万円と昨年をやや下回り、「使い道」も預貯金にまわす比率が多くなっていた。一方、購入検討商品・サービスベスト5では、昨年に続き「国内旅行」が最多の30.0%を占めたものの、「LED電球」(7.2%:3位)や新たに「ベッドなどに敷く冷却マット」(4.5%:5位)に入り、節電関連の商品が上位に食い込んだ。
また、この夏の節電意識については、家庭で何らかの節電を実行している人は93.7%を占め、節電方法のトップ3には、「照明器具のスイッチをこまめに切る」(65.4%)、「テレビのスイッチを切る」(64.5%)、「エアコンを控えて扇風機を使用する」(61.7%)などと、きめ細かな対応が伺えた。
発表記事
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf電通
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