東北の間伐材を利用した「木のうちわ」で復興支援
9日から公開されている全国ロードショーの「道~白磁の人」では「映画の力で森を元気に」とした東北復興キャンペーンが行われている。
激動の時代に「自然法に返せ、それより道は無い」という自らの信念をつらぬき1931年に40歳の若さで生涯を閉じた浅川巧の数奇な運命をつづる「道~白磁の人」では、林野庁の推薦作品となった記念として「東北復興支援 木のうちわ」を劇場で販売し、売り上げは「緑の基金」へ寄付。東日本大震災の津波により失われた1000haを超える被災地の海岸林再生などに利用される。
二股騒動で話題となった塩谷瞬も出演している本作
戦前の日本植民地化の朝鮮半島に林業技師として渡り、植林活動で荒れ果てた山林を生き返らせた浅川巧の生涯を描いた本作品は、第8回中村星湖文学賞を受賞した江宮隆之の「白磁の人」の映画化。監督は高橋伴明、出演は吉沢悠、ペ・スビン、塩谷瞬、他
東北の間伐材を木材として使用し、宮城県南三陸町にて制作される木のうちわは、間伐材の使用と被災地での制作を通して、東北の森林と被災者を応援する目的で企画されている。
映画を見ながらできる復興支援。エコな映画を見ながら日本の未来について考えてみるのもよいのでは?
映画 道~白磁の人~ 公式HP
http://hakujinohito.com/index.html