賞金総額1千万円の「節電・発電大賞」募集開始。エネルギー政策提言も募る

NPO法人 京都SEINEN団は、経済産業省（予定）や京都府などの後援により、節電・省エネ、発電のアイデアと、エネルギー政策への提言を募集するコンテスト「節電・発電大賞」を実施する。

先の東日本震災に伴う原発事故以来、原発再稼働に慎重にならざるを得ない状況から電力の供給不足が社会問題となっている。しかし、企業の海外脱出や復興遅延になるような過度の節電はあってはならず、このためのさらなる工夫を凝らした対策が必要としている。


このため、すべての国民・企業・自治体・公共団体等を対象に、市民サービスや企業の業績に影響の少ない斬新な発想による節電・省エネ・発電に対する優れた実践例や既に商品化されたもの、あるいは具体的なアイディアや発明そして未来を見据えたエネルギー政策の提言を幅広く募集するもの。

この賞金総額は1千万円で、節電・省エネ、発電、エネルギー政策提言の3部門に区分した中から大賞と優秀賞が授与されるほか、参加賞も全応募者に対して授与される。ただし、すべての賞金の10%は、「震災復興義援金」とされることになっている。

なお、この募集は7月1日から8月末までで、応募資格は国籍や個人・団体も問われない。また入賞作品の発表と表彰は、10月21に行われることになっており、応募等の詳細は、下記リンク先に記載がある。



発表記事
http://www.seinendan.com/setsuden.html

NPO法人 京都SEINEN団
http://www.seinendan.com/