トヨタ自動車、LEED認証(〈米〉環境性能評価システム)を受け、エコをリード!
トヨタのカンザス・シティー・リージョナル・テクニカル・トレーニングセンター(米)が、LEEDのゴールド認証を受けた。
LEEDとは、エネルギーと環境に配慮したデザインの評価制度で、プラチナをトップに、ゴールド、シルバーに格付けされる。
ベスト・セリング・ハイブリッド車「プリウス」の販売で有名なトヨタは、29のLEED・エコ建築認証を受けたことでも、その名を世界に知らしめた。
先日、米カンサス・シティーにあるトヨタ・リージョナル・テクニカル・トレーニングセンターが、米国グリーンビルディング協会からLEEDゴールド認証を受けている。
トヨタ自動車は、レクサスの自動車設備工場で11のLEED認証を、またレクサス販売代理店で18のLEED認証を受けており、計29のLEED認証をうけていることになる。
このトレーニングセンターを建設するにあたって、環境に配慮した点とは、次のようなものである。
・この施設で使用される全電気は、認証を受けた再生可能なエネルギー開発への投資で相殺されている。
・この施設建設に使用された木材は全て、森林管理協議会の認定を受けたものである。
・レインガーデンと湿地帯は、駐車場に整備され、雨水は屋根を通って排出されるよう整備されている。
・953トンの建築廃棄物(建設中に発生した廃棄物の99%)が、埋立地建設に使用される。
・効果的な配管設備工事により、66%まで施設水道使用量を削減することができた。年間49800ガロンの削減となる。
地球を大切にしようというトヨタの意気込み
TMS(米国トヨタ自動車販売会社)の管理サービス・マネージャーのダグ・ビービ氏は、環境配慮型の施設に対するトヨタの意気込みについて、次のように語っている。
「トヨタでは、われわれのオペレーション(LEED認証を目指す取り組み)を通して、環境への負担を減らす努力をしている。
LEEDは、『環境に配慮することは、同時に経済にも配慮することになる』ということを立証するための構想を提供してくれた。」(トヨタより)
トヨタのLEED認証への積極的な取り組みは、2003年にカリフォルニア、トランスのトヨタ・モータース・セールス、南キャンパスがゴールド認証を受けたことから始まった。
その後、2006年、テキサス、マッキニーのPat Lobbトヨタは、国内初のLEED認証の自動車販売店となった。
Toyota LEED Certified and Leading the Way:Planet Ups Ads Blog
http://blog.planetupads.com/global-sustainability-news/749/