固定買取り制度を活用し、全量売電を計画
京都市上下水道局は2012年7月3日、鳥羽水環境保全センター敷地内に、大規模太陽光発電設備(メガソーラー)を設置すると発表した。2012年度に工事着手し、2013年度に発電開始予定。
※鳥羽水環境保全センター 太陽光発電設置予定箇所
市内の下水道処理区域の半分以上をカバーする、京都市最大の下水処理場に上下水道局が事業主体となって設置、固定買取り制度を活用した全量売電を行う計画。
市の基本計画である、再生可能エネルギー利用拡大
設置面積は17,000m2。地方自治体が事業主体となって、下水道施設内にこの規模の太陽光発電設備を設置するのは全国初となる。設置場所は、鳥羽水環境保全センターのA系列水処理施設建屋上部。設備容量は約1MW、年間発電量は約900,000 kWh/年(想定)。これは一般家庭約200世帯分の年間電力消費量に相当する。
2011年度から10年間、都市経営の基本となる京都市基本計画「はばたけ未来へ! 京プラン」における「低炭素・循環型まちづくり戦略」の一つである、再生可能エネルギーの利用拡大を図る。
【お知らせ】鳥羽水環境保全センターへの大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の設置について/京都市 上下水道局 計画課
http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000124016.html