新聞紙でリサイクル 地球にやさしい傘
雨の中、新聞を頭にかざして、雨をよけて歩いている人を見かけたことがあるだろう。これは、雨が降った時の新聞の最もクラッシクな使い方だろう。
今では、壊れた傘やちょっと古くなった傘は、すぐに捨てられる運命にある。
そんな中、ロンドンの若手デザイナー、Shiu Yuk Yuen は、斬新なアイデアでマーケットに驚きを与えた、とTreehuggerは伝えている。
その斬新なアイデアは、先ほど述べた新聞傘のイメージを完璧に過去のものとしたのである。
新聞の真ん中にさせば、新聞傘に早変わり
この”エコ・ブロリー(傘)”は、傘の柄(手で持つところ)と傘の骨の部分だけでできており、新聞を骨組みにつければ、新聞の傘に早変わりするという製品なのである。
簡単で、賢いデザインの傘の柄は、アルミニュウムで作られており、とても軽いので、ポケットやお財布の中などに収納でき、持ち運びできる。
雨が降り始めたら、“エコ・ブロリー”の部品を外し、新聞の真ん中に刺す。そして、普通の傘のように開く。もちろん、ビニール袋やダンボール、代用できそうなものなら何でも良い。
簡単に手に入る新聞が、傘として利用できるのだ。これは、本当に地球に優しい作品である。
2007年に大学の卒業論文のプロジェクトの一部として“エコ・ブロリー”を制作したYuenは、どうにかしてこの作品を市場に紹介する方法を探している。
新聞でできた傘などを使えば、いつかは水が染み込んでだめになるのは明らかだ。だから、頻繁に新聞を変える必要がある。それがこの傘の難点なのではあるが。。。。
しかし、どんなに質の悪い傘であっても、プラスティック等の材料を手に入れ、工場で傘を作るエネルギーを考えれば、Yuenの傘は、シンプルで、とても地球にやさしい。
長く使える質の高い傘を買うか、Eco Brollyを買うかは、あなた次第である。街中を新聞紙の傘をさして、エコに歩くのもなかなかいいものかもしれない。
Clever Design Uses Newspaper to Make a Real Umbrella:Treehugger
http://www.treehugger.com/sustainable-product-design/clever-lShiu Yuke Yuen Homepage
http://shiuyukyuen.com/eco%20brolly.html