約40%の削減に成功!!
清涼飲料自販機協議会は、清涼飲料自動販売機の総消費電力量削減について、39.9%削減(2005年比)を達成したことを発表した。
同協議会は、自動販売機の消費電力の省エネ化を進める「自主行動計画」を、2008年12月に策定。2012年の目標は、37.1%削減(2005年比)としてきたが、当初の計画目標数値を、1年前倒しでクリアした。
急速に省エネ化が進む自販機
目標を早期に実現できた理由について、同協議会は、「ヒートポンプ式自動販売機」の普及や、「屋内自動販売機照明の24時間消灯運転」などの効果を挙げている。
冷却で発生した熱を外に放たず、温かい飲み物のために再利用する「ヒートポンプ式自動販売機」は、全国約250万台の自動販売機のうち、約80万台(約32%)を占める。
「屋内自動販売機照明の24時間消灯」も浸透した。2011年末時点で、全国にある屋内自動販売機およそ120万台のうち、約102万台(約85%)が消灯運転を行っている。
太陽光発電や、LED照明を搭載した自販機も、増加している。また、夏季は午前中に商品を冷やし、電力需要が最大に達する昼間に冷却を止める、「ピークカット機能」も有効にはたらいている。
自動販売機の省エネ技術は、日々進化を遂げている。同計画では、2050年までに、総消費電力量の60%削減(2005年比)を目指している。
自販機、電力消費量を2005年比40%削減、計画目標を1年前倒しで達成|環境ビジネス
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