そもそも、冷房弱者とは?
ダイキン工業株式会社は、「夏場のエアコン利用と健康管理」をテーマに、
「第18回現代人の空気感調査」を行った。
同調査結果の中には、
「冷房弱者」という表現が登場する。
冷房が原因で体調を崩しがちである、夏季こそオフィスでひざかけや羽織物が手放せないなど、夏に冷房への警戒心を発動させる人を、同社は「冷房弱者」と位置づけたのだ。
冷房に苦手意識を持っている「冷房弱者」は、夏の体調管理に自覚的な層と言える。同社は「冷房弱者」の夏季対策を探った。
男はじっと我慢? 女は夏に防寒!
同調査において、夏季の冷房が「とても苦手」と答えた人は12.5%、「少し苦手」は42.4%で、合わせて54.9%にのぼった。じつに回答者の半数以上が、冷房に苦手意識を持っていることになる。
冷房への対処法に関しては、男女で回答内容に違いが見られた。
男性の場合、自宅では快適な温度でなくても我慢する、という回答が目立った。同居者がいる人への
「夏場に自宅のエアコンの冷房温度が低く感じる時、同居者に合わせて寒くても我慢しますか?」との問いに、男性の65.4%が
「我慢する」と答えた。
女性の場合、オフィスにおける夏の「防寒対策」を講じる人が目立った。ひざかけを使用する、上着を羽織る、なるべく冷風が当たる場所を避けるといった、具体的な対処法を持つ人が多かった。
男性は自宅で、家族を気遣って我慢する。女性は職場で、同僚などを気遣い、自らが防寒にいそしむ。総じて、冷房弱者は周りの環境に合わせようとする面があるようだ。気の遣い方に、性差が表われる結果となった。
全国700名に聞いた「夏場のエアコン利用と健康管理」結果発表|ダイキン
http://www.daikin.co.jp/press/