やんばるの森を守りたい!市民団体が座り込み
10日、日本政府、沖縄防衛局は沖縄県東村高江で予定されている「ヘリパッド(ヘリコプターなどの簡易発着場)」工事を再開させ、これに講義する市民団体は座り込みの抗議を続けている。
沖縄本島北部の豊かな森に囲まれた「やんばる(山原)」。東村の北に位置する高江では、米軍北部訓練場のヘリパッド建設が予定されており、それに抗議する市民団体は2007年よりヘリパッド建設反対の座り込み抗議を続けていた。
現在では主に「CH46」というペリコプターが高江の上空を行き交い、低空飛行により民家に近い県道の木々が倒され、散乱することもあるという。
北部訓練場には、5つのダムが点在し、沖縄本島の生活用水の60%をまかなっているが、ヘリパッド建設によってダム周辺での戦闘訓練などによる水質の汚染などが懸念されている。
ツイッターで広がる呼びかけ「助けてください!」
10日18時半、県道に面したN4ゲートにて、沖縄防衛局が作業に入っているのを住民が目撃し、市民団体はこれに抗議。作業は中断したが、沖縄防衛局はマスコミなどに対し作業の再開を発表した。
10日の市民団体のブログでは「高江緊急です!助けてください!」として、作業の中断を求める抗議活動への参加を呼びかけ、全国から沖縄の議員、国会議員へ作業中断を訴える声を求めており、抗議活動の情報がツイッターなどで拡散されている。
11日 午前中には重機などが搬入され、市民団体では現在座り込みの抗議活動を行い、作業の再開を阻止している。
やんばる東村 高江の現状
http://takae.ti-da.net/