大手ビジネス誌でバッサリ
カーオブザイヤーからもっとも遠い自動車は、ゼネラル・モーターズの2013シボレーマリブエコ。モータージャーナリストのアレックス・タイラー3世がFORTUNE誌に書いた記事が反響を呼んでいる。
シボレーマリブエコはゼネラル・モーターズが今、もっとも大々的に売り出しているエコカーだ。しかし、タイラー氏は、世界最大のビジネス誌であるFORTUNE誌で、新型マリブは、後部座席が固く、燃費性能もイマイチ、ドライビングダイナミズムが感じられないとバッサリ。
タイラー氏は、モータージャーナリズムの世界での受賞歴がある、実力派ジャーナリスト。もともと率直な物言いが彼のスタイルだというがそれにしても思い切った批評だ。
エコなのは当たり前
autoblog canadaは、これに対して、「カーオブザイヤーからもっとも遠い」とはいいすぎだと書いているが、実際、数名のスタッフが、シボレーマリブエコを運転したところ、ハンドリング、燃費、後部座席のすわり心地、価格面ともに期待外れだったと書いている。
ハリウッドスターがプリウスに乗り、「エコカー」というだけで、付加価値が感じられたのは、もう一昔前。今は自動車も「エコ」であるのが当たり前だ。そのうえで、どれだけ魅力のある車をつくり出すかが、日本でも海外でも問われる時代となっている。
ゼネラル・モーターズ・ジャパン
http://www.gmjapan.co.jp/autoblog canada
http://ca.autoblog.com/2012/07/11/FORTUNE
http://money.cnn.com/magazines/fortune/