お財布にも環境にもやさしい電気自動車
Ecologistは、オックスフォードの半径50マイルに住んでいる環境保護家たちが立ち上げた、イギリス発の電気自動車のカーシェアリング構想についてリポートしている。
電気自動車のバッテリーをフルにチャージするコストは、2ポンド以下で、従来型の自動車の15%のコストで走っている。
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mariordo59オックスフォードのこのパイオニア的な構想は、環境にお財布にもやさしいにも関わらず、未だに多くの人が抵抗感を持っている電気自動車をメインストリームに導くためのものだ。
このプロジェクトは、レンタルカー会社のHertzと、ヨーロッパ中に電気自動車のチャージ施設を提供しているChargemasterの共同起業として実施される。
街中のどこでも手軽に利用できる
この構想は、日産自動車の電気自動車LEAF10台を、1時間5ポンドでレンタルできるというもの。自動車は1時間単位、日単位あるいは週単位でレタルすることができる。自動車は大学構内、鉄道駅、決められた道路などのさまざまな場所に配置される。
オックスフォードには現時点ですでに64か所に電気自動車のチャージ施設があり、さらに市内に50か所が計画されている。来年には50マイル圏内に100か所のチャージ施設ができる予定だ。
またFordやVauxhallといった大企業も含め、多くの自動車メーカーが電気自動車の開発に積極的に取り組んでおり、これから1年半の間に29車種の発売が予定されている。
Ecologist
http://www.theecologist.org/News/news_analysis/1479273/oxford