ラスベガスに空きビンを再利用したパビリオンがお目見え
ラスベガスのカジノでは、通常ドリンクは、ただでお客に振る舞われる。もちろん、ウエイトレスへのチップは必要なのだが。。。
一日に計り知れない量の飲み物が消費されるラスベガス。もちろん、その飲み物の空きビンもものすごい数になるだろう。
それらを使って何かできないだろうか、そんな発想から素晴らしいアイデアが生まれた。この発想を実現化した建物をTree Huggerが取材した。
ラスベガスで消費される飲み物の空きビン、50万本が集められのち、粉々に粉砕され、建設の用の複合素材が作られた。
この再利用された材料を使って、 Morrow Royal Pavilionが、ここラスベガスのストリップ・ストリートに完成した。
二酸化炭素排出やゴミを減らす、エコな建築素材
この素材は、グリーン・ストーンと呼ばれるもので、建築デザイン会社”Realm of Design”の創始者、スコット・マッコムズ氏によって発案された。
このデザイン会社は、主に、展望台、噴水、手すりなどをデザインし、造っている会社である。
Morrow Royal Pavilionは、ローリング・ストーンズがアルバム“Hot Rocks”の裏表紙の撮影に使ったイギリスのSwarkestone Hall Pavilionをモデルに建造された。
Morrow Royal Pavilionは、Realm of Designが グリーン・ストーンを使って建造した初めての建物である。
素材となっているガラスは、空きビンを集めた後、粉砕し、フライアッシュを混ぜて作っており、コンクリートに代わる新しい建築素材となっている。
また、このグリーンストーンを使うことにより、二酸化炭素排出量を大幅に減らすことが可能となる。もちろん、空きビンを再利用することにより、ゴミも大幅に減る。まさにエコな建物がラスベガスに誕生した。
Las Vegas Building Is Made from 500,000 Beer Bottles Consumed on the Strip:Tree Hugger
http://www.treehugger.com/green-architecture/las-vegas-buildingRealm of Design Facebook
http://www.facebook.com/RealmofDesign/photos