2025年には今の倍？！世界中でゴミは増え続ける

ワシントンにあるWorldwatch Instituteが、7月24日に世界中で増え続けるゴミの量に関する新たなスタディの結果を発表した。

それによると、ゴミの量はこのまま増加し続けて、2025年には現在の倍になるとのこと。現在、世界全体で出る家庭ゴミの量は年間1,310億トン。これが将来的に2.610億トンにまで増加するだろうと予測している。

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排出される主なゴミは紙、プラスチック、ガラスや金属であり、市民やオフィス、会社などから出されるものだ。わずかな希望と言えば、現時点ですでにおよそ1/4のゴミがリサイクルされたり、コンポスト化されたり、自然に分解されているという点だ。

ゴミの排出国ランキングで上位に登場するのは、昔も今も変わらず先進諸国だ。34の工業国のみで1日に1,6100万トンものゴミを排出している。これに対して、アフリカ大陸のサハラ砂漠の南部に位置する国々では、そのわずか1/8、1日20万トン。

さらにこのゴミデータによると、ゴミ排出国第1位は人口3億1000万人のアメリカ合衆国で、1日当たり62万トンのゴミを排出している。そのうちリサイクリングされるのは過去3年間で10％から34％に増加した。2位に続くのは中国で、1日当たり52万トンのゴミを排出しているとのことだ。




Worldwatch Institute
http://www.worldwatch.org/global-municipal-solid-waste