テーブルウェアでソーラー発電 画期的なアイデア
海外サイト「MARJAN VAN AUBEL」にて公開されたソーラー発電機能付きの食器「The Energy Collection」が話題となっている。この食器は植物の光合成を利用し、ブルーベリーやほうれん草から抽出した色素に光を当てることで色素が電子を放出、二酸化チタンを組み込むことで、電流を生み出す技術を応用して作られた。
世界の美術大学の最高峰と言われる、イギリスのRCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)の学生Marjan Van Aubelによってデザインされた「The Energy Collection」のグラスに太陽の光が当たると、2つのグラスの間に電流が発生するというシステム。
ひとりぐらしにも、マンションにも
太陽光だけでなく、窓ガラスなどを通した可視光線でも発電できるばかりか、光が当たっている間、発電し続けることができるという。この食器は専用の棚とセットで使用することで、食器が作る電流を棚に蓄えることができ、棚にケーブルをつないで携帯電話の充電や、デスクライトの電源として利用できる。
この方法を応用すれば、日当たりの良い部屋ならどこでもインテリアの一部として発電できるとのこと。おしゃれなインテリアに囲まれての「省エネ生活」。ソーラーパネルを設置する場所のない、マンションなどでも自宅で簡単に発電することができるThe Energy Collection 改良がすすみ商品化されるのが待ち遠しい。
MARJAN VAN AUBEL
http://marjanvanaubel.com/