あなたは認める? ホラーの冷感作用
株式会社サンセットコーポレイションは、アンケート調査の結果、
ホラー映画の鑑賞が節電対策につながるとの見解を発表した。
同社の調査結果では、「こわい作品に触れるとあなたは涼しく感じますか?」の問いに対し、約6割が、ホラー作品の冷感作用を認める回答をしている。
同社は、東京・千葉・埼玉を中心に、DVD・CD・書籍のリユース販売店「エンターキング」を経営している。そこで、同店のモバイルサービス会員1464人を対象に、
「ホラー作品と節電に関するアンケート調査」を行った。
回答者のうち、男性は1309名、女性は155名だった。
背筋が凍るような思いを、節電に応用
同調査で、ホラー映画の鑑賞で涼しさを感じるかとの問いに、「何となく涼しくなる気がする」は28%、「ひんやりとした気分に」は20%、「極寒の中にいる気分に」は9%。あわせて57%が、
冷感作用を感じていると答えた。
「背筋が凍るほどこわい映画」の1位に輝いたのは、鈴木光司原作、中田秀夫監督の「リング」だった。
そのほか、「呪怨」「SAW」「着信アリ」「仄暗い水の底から」「ひぐらしのなく頃に」などの作品名が挙がった。邦画率が高いことも特徴的だ。
こうしたリサーチ結果を、同社は
「ジャパニーズホラーは、今夏の節電対策に効果的」と分析。ホラーのDVD購入者には冷感グッズをプレゼントし、効果の倍増をねらうなど、キャンペーン内容に反映している。
同社は、今後も夏の節電対策に、エンターテイメントの分野から貢献する考えだ。
夏の節電対策に有効 ホラー映画でヒンヤリ感UP 約6割|エンターキング(PDF形式)
http://www.sunset-co.jp/pdf/110704news.pdfホラー映画に「冷感作用」6割が実感|日経ウーマンオンライン
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend